3.11を思い起こさせるような地震が東北で起きました。

死者が出なかったことは幸いです。東日本大震災を経験して準備怠りなかったということでしょう。

寒い冬の毎日避難所での生活は大変だと思います。震災関連死がないことを祈ります。

さて、私たちも他人事でありません。

南海トラフ地震は必ずやってきます。このたびの地震と大きく異なるのは、南海トラフは日本経済を支える東京から福岡に至る日本の大動脈がことごとく機能不全になるということです。

何度か書いていますが、自衛隊も来ません。援助物資は届きません。避難所に入っても何ともなりません。そもそも避難民全員を収容などできません。

1週間は自分で生き残る必要があります。準備が必須です。

一人当たり、水20リットル、1週間分の食料。それに普段服用している薬を1週間分。最低これだけは用意しましょう。

できれば災害用簡易トイレも。

医療もあてにしないでください。低医療費政策の影響で、医療機関にも薬剤問屋にも薬の備蓄が足りません。

「国が何とかしてくれる」という考えは捨てましょう。