オバマ大統領が、キューバを訪問した。約半世紀ぶりに国交正常化するかもという話である。今朝の産経新聞も一面トップニュースだった。まぁそうなのかもしれん。私は、「けっ」という感じである。任期終了間際になって、大統領の影響力は落ちる。アメリカ大統領は退任後、回顧録を執筆出版することで多額の印税を得ている。オバマさんも、例にもれず、ええかっこするため、一発かましたかったんやろね。彼、ろくなことしてへんもの。「アメリカの若者を戦場にやらない」と叫んで大統領になったがために、ここ一番では、ことごとくヘタレな対応をした。また就任早々ノーベル平和賞をもらったがために(こんなこと忘れてるでしょ?)、ますます手足を自分で縛ってしまう。ウクライナしかり、イラク、シリアをはじめとする中東を捨てやがった。アジア重視の舌の根も乾かぬのに、南シナ海はかっこだけの反撃である。隣のデブ野郎にもなめられる始末である。だいたい彼オバマは強いものに媚びへつらい、そうでないものにはぞんざいな態度をとる。今回も嫁ハンを同伴だ。中国を訪問したときなんぞ、家族で訪問し、チベットやウイグルを完無視したよね。その少し間に来た日本はというと、嫁ハンは伴わず(来て要らんけど)、しかも外交上ありえない1泊2日で公式訪問という日本をナメクサッタスケジュールを組みやがった。はっきりしているのである。今回もただただ、後世にキューバとの国交を回復した(できるのか)、大統領として名を残したいがために訪問したのであろう。むろん米国にいいことはほとんどないだろう。キューバは駒一つ動かさず得るものが多い。たぶんオバマは国交回復交渉で、ありとあらゆる妥協をするのではないか。人権問題なんてうわべだけの交渉になるだろう。世界を混乱に陥れた、ある意味世界史に名を遺すにちがいない大統領には、早く歴史の表舞台から消えていただきたい。ただその次が、ヒラリーかトランプじゃね。世界の嘆きと中国のほくそえみが浮かぶ。今こそ日本が、アメリカから独立して、自立するときと思うが、いかがか。言うだけむなしさが募るのである。