お彼岸が近づいてまいりました。
昨日は6時出発でお墓参りに行ってまいりました。但馬の湯村温泉から山へ入ったところにあります。子供の頃は中国自動車道すらなく、軽自動車で5時間いじょうかけて出かけていました。レジャーなど夢のような時代でしたので、湯村温泉の公共の宿に泊まるのがうれしくて仕方なかった。墓参りの翌日の海水浴も楽しみでした。
今は高速道路が延伸し、3時間足らずでたどり着きます。ただし片道200kmありますので、日帰り行だと年々体力的にきつくなってきています。
息子が墓参りできるところに生きるかはわからないので、墓じまいも考えるのですが、我が家の出自が不明になるので決心できません。
今回は、このたび就職を決めた長女と、中学を卒業する息子も同行。寄り道ないのもおもしろくないので、少し足を延ばして豊岡へ。もっと足を延ばして城崎温泉に宿泊したいのはやまやまですが。
豊岡は革製品の街として知られます。子供たちにせっかくだから買ってやろうと思い立ったのです。地方都市の例にもれず、豊岡もシャッター商店街と化していました。市役所だけが異様に立派です。
その中で奮闘しているピザ屋さんで昼食。リンゴとゴルゴンゾーラのピザが絶品でした。
その後一角にある「カバンストリート」へ、鞄をはじめとする革製品の店、製造直売の店などが並びます。
息子には財布を、次女にはキーケースを、そして長女は小さなショルダー鞄を購入。少し地方経済に貢献できました。
「卒業式に持っていこう。」
長女の言葉がうれしかったです。