武漢肺炎への最上の対策は、「感染しない」ことに尽きます。「当たり前やないか」と思わないでください。マスコミはどうでもいいことを煽るだけで、かえって本質がわからなくなっているのではと思います。大阪でも最高度の救急を行う医療機関がパンクしそうです。堺市立総合医療センター(市民病院)の救急が軽症例の受け入れを中止しました。りんくう総合医療センターは救急受け入れを停止と聞きました。どちらも先年の新型インフルエンザ以来の拠点病院です。また大阪急性期総合医療センター(府立病院)、都島総合医療センターも救急の受け入れを停止しました。大阪市立大学病院も限界と聞きました。いずれも武漢肺炎患者の医療で手一杯のようです。皆さんは重症化した人が溢れたとき、どのように患者さんが選別されるかご存知ですか。これは船が沈むときと同じ。将来人種民族を残す可能性がある人が優先されます。出産可能女性、子供、若年者の順に優先されます。老人は後回しです。これが世界の常識です。呼吸器が足りない、薬が足りないときは、高齢者は後回しです。スウェーデンなどでは最初から80歳以上の方には人工呼吸の装着をしないとも聞きました。先日、感染したら発症率が40倍高い高齢者こそ、人混みを避けようと書きました。発症したら、もしかしたら治療を受けられないかもしれないと、そう覚悟して行動すべきでしょう。医療崩壊とはそういうことです。今目の前にある危機です。私も優先される立場にありませんから、十分気をつけたいと思います。
2020-04-19