いわゆるパナマ文書が公開された。各マスコミの混乱は、笑わしてくれる。すべてがおよび腰なのだ。そらそうだ。普段ありがたいコマーシャルをうってくださる大企業が並んでるんだもの。めったなことは言えないわね(嘲)。道義的責任は免れないだろうが、法律上問題はないわけだから。また資料の出どころも、どう考えても盗み出したもので、まっとうなものではない。それに乗っかって、正義の拳を振りかざすのもどうもはばかれるのも道理であろう。私が考えているのは、目的が何なのかということである。よくわからん。また世界中のマスコミの選ばれたものが解明にあたったということだが、日本から選ばれたのはなんと!共同通信と朝日新聞である。皆さんあまりご存じないかもしれないが、共同通信は朝日も真っ青の?真っ赤な左翼系通信社である。あの物議をかもしたTBSニュース23の岸井某も共同通信の出身である。ついでに言うと共同通信の影響力は案外、朝日以上かもしれない。いわゆる地方紙は、全国版のネタや社説を自前では作っていない、多くは通信社からもらい下げているのである。社説まで!と驚いてはいけない。そんなもんなんである。一説には共同通信の社説が掲載される新聞は3500万部にのぼるという。朝日が公称800万部だったから(嘘800とはいえ)その影響力や相当なものである。改憲論議が盛り上がらないわけである。皆さんもTVでコメンテーターの肩書に共同通信の文字を見つけたら、少し斜に構えて視てくださいね。その朝日と共同の合作。何らかの政治的意図があるのではと勘繰るのが正常な反応ではないか、と思うのである。わざわざ資料がもちこまれたという「南ドイツ新聞」の素性を誰か解説してくれ。NYでもなく、ロンドンでもなく、パリでもなく。なぜ南ドイツ新聞なのだ?私の最初からの大きな疑問だ。このニュース世間の大騒ぎからは少し離れて、冷めた目で見ようと思うのである。タックスヘイブンか。うらやましいな。そんなことを考える身分になりたいものである。やはり日本は自らリスクをとって事業を展開する者が果実も食えるのである。当然であろう。「天は自ら助くる者を助く」これも私の座右の銘である。私の晩年になって世の中が俄然面白くなってきた。毎日が楽しみである。
2016-05-11