母が宝塚ファンでしたので、大学生のころから時々家族で感激をしておりました。

妹も好きですし、長女がどっぷりとはまっています。

で、昨日長女と二人で宝塚歌劇鑑賞としゃれこみました。

星組トップの礼真琴さんの退団公演です。なかなかにチケットを入手できない状況になっております。

隣同士の席は確保できなくて縦に並びました。2階席の4列目。私自身は、個人への思い入れがないので、2階席は全体を俯瞰できて大好きです。以前よりは男性客が少し増えたような。団体客が入っているからかな。

春の公演は新入団の生徒さんのお披露目でもあります。111期生。毎日交代で新入団の口上があります。

彼女たちの今までの努力を勝手に想像して、目頭が熱くなります。そうヅカファンは保護者のような目線になるのです。何年も通い続けて、お目当ての生徒さんと成長をともにして喜ぶ楽しみ。

ヅカファンは優しく、行儀良いのです。

毎年新人のラインダンスは恒例なのですが、今回は全員でのタップダンスもあり、レベルの向上に目を見張ります。

憧れの宝塚を心行くまで楽しんで成長してほしいものです。

演目は「阿修羅城の瞳」でした。これは劇団☆新感線が40年ほど前に演じた時代劇ミュージカルです。

よくはわからんけど、彼らの演出を参考にしたのではないかと思う、コミカルなセリフやダンスがあったりして、楽しめました。

やはり宝塚はラブストーリーでないといけません。「恋すると鬼になる」という女性との切ない恋愛劇でした。よかったー。

二本目はレビューショー。これもなかなかに斬新な演出で、最後はお約束の大階段。堪能して顔が火照りました。

決して昼にひっかけた赤ワインのせいではないでしょう。

大作の一本物もいいですが、二度おいしい2本立てもいいなぁ。

観劇前には、宝塚歌劇の殿堂も初訪問。トップの着用した衣装など興味深かったです。

トップが代わったあとのお披露目公演が楽しみです。めちゃかっこいいんだもの。