いよいよ明日から、ラグビーワールドカップが始まる。4年に一度ではない。一生に一度の日本開催だ。ラグビー協会がバカだから10年前から開催が決まっていたにも係らず、秩父宮ラグビー場の改修すらできなかったこと、ラグビー専用スタジアムをよう作らなかったことは、ここでは言うまい。また未だにプロ化できないために、世界の強豪国に相手にしてもらえない現実。まだ「早明」にこだわる協会トップを放逐し、それに追従するマスコミを何とかせねば。しかしそれとは別に、開催地は涙を流さんばかりに盛り上がっているのである。写真は、先週末訪れた岩手の花巻空港に掲示されていたポスターだ。被災地釜石の復興(まだまだだけど)の象徴である鵜住居復興スタジアム。残念ながら抽選もれして行けないけれど、もし自分があのスタンドに座ったなら、最初から最後まで泣いているだろうなと思う。きっと、歓声の質が違うに違いない。強豪国の試合はないけれど、ビールを飲んで、釜石の潮の匂いをかいで、選手と観客が一体となる瞬間を観たかった。明日から、ちょっと診療所でもワールドカップモードになります。患者さんに叱られるかな。
2019-09-19