昨日は、師走も半ばを過ぎとは思えない暖かい一日でした。珍しく時間の空いた(小4なのに!)息子と、またまた「ひらパー」に行きました。僕に似て、非常に恐がりの彼は、遊園地でも絶叫系マシンを頑として拒否します。浮遊感などが嫌いなのかと思っていましたら、「事故を想像するので恐い」のだそうです。どこまでも変な奴。僕といっしょや。曰く、「コースターが脱線したらどうしよう」「回転ブランコのチェーンが切れたらどうしよう」などなど。急流すべりだけは、事故の様子を想像できないんでしょうね。大好きみたい。フリーパスを使って、彼好みのアトラクションをめぐりました。ひらパーの敷地は坂道がきついので、けっこう足にきました。カップルよりも家族連れが多いのですが、ほほえましい光景も。中学生かな、男女のグループをいくつか見ました。皆精一杯のおしゃれをして(女子は化粧はしてない)、男子諸君の無理した大人びたカッコつけがとてもよかった。そうそう、無理するのがいいんだよ。おびただしい敗戦を経て、素晴らしい彼女を見つけや。と初老のおっさんは背中を押したい気分でした。スマホの2次元より、3次元の充実を感じてほしい。まちがってもコンビニデートを好む人間にはなるなよ。背伸びして、目標に近づこうとする努力が人間を作るのだ。読書も同じ。難解な書物をわからずとも読破することが、心の成長を促すのだ。年いくとバカできないものね。等身大で満足しているとそれまでだ。ハッタリはだめだけど、若者は無理してほしい。晩御飯をたくさん食べて満足して、いぎたなく眠る息子にも、精一杯の努力してもらいたいと思うのだった。