衆参同日選挙かどうかわかりませんが(これも私は昨年から同日選と言い張っています)、7月には参議院選挙があります。参議院は職域団体の議員が多いので、いつも「医師会候補」として、いかにもカネの臭いのする候補としてマスコミに報道されます。いつまで言うとんねん。ホンマ、朝日毎日をはじめとするマスコミの変わらぬ報道にあきれます。そもそも医師会は政治団体ではない。学術団体である。今日も医師会へ用事で訪ねたが、参議院を想起させるのは、今度の選挙ポスター一枚だけだった。「今度は誰々さんに投票を」と連絡すらない。だいたい医師は勝手コキが多いので、言われた通りの投票をしない。一致団結すればなぁと思うことしきりである。もっとも私とて、医師政治連盟の推す候補に投票したことはない。医師の政治団体は医師政治連盟である。武見太郎(古っ!)の印象が強烈だったからなぁ。今や、医師の収入を決める診療報酬を決める会議に医師会は参加させてもらえないのである。では医師会は何をしているのか?ほぼ世のため人のため活動しているのである。毎日のように、午後は2時から、夜は9時から会議がある。私の場合だと、医師会の広報誌の編集会議、整形外科医会の検診や学術講演会の日程決め、の会議。昨年までは学校医会の会議にも参加していた。地区の医師の集まりもある。これが理事になるとほぼ毎日会議である。その他、堺市から委託された委員の会議もある。私ですらほぼ月4日である。ただ弁護士会と違って、医師会は入会自由なので、非医師会員は案外多い。平時はいいが大災害の時などどうするのかと不安を覚える。災害時医師会から各会員の安否確認が行われる。生き残ればまず、自分の診療所でけが人などの応急処置をする。薬などが切れれば、医師会に集まり、医師会として行動することになっている。非医師会員はどうするのかな。家族でトンズラこくとは思わんけど。皆さんは、かかりつけの先生が医師会員かどうか知っておいて損はないと思うよ。私は医師会入会を必須にすればいいと思う。皆命を救いたくて医師になったんでしょ?国民も色眼鏡で見ないで、医師会を知ってほしい。