毎週のように週末は勉強会ですとは常々申し上げている通りです。先週末は大阪市大整形外科開業医会(市整会)の研究会でした。一大学の開業医がこのような会を持つことは珍しいことのようです。わが市整会は47年の歴史を持ちます。年6回ほど開催しております。私はこの回の副会長を仰せつかっておりまして、演者を選定しお呼びする係でもあります。やはり皆が聴きたいような内容や、演者選びが大切です。グルメレポーターが食べ歩くように私も学会巡りをしたり、昨今ですとSNSをあたったりします。今回は福島から腰の専門家である加藤先生、秋のワールドカップラグビーでマッチドクターをする同級生の中村君、そしてロコモ啓発事業の重鎮である宮崎の帖佐先生にお越し願いました。自分でもワクワクするような内容でしたので、事前の調査では50名前後の参加と少し淋しく思っていたのですが蓋を開けてみれば荒天にもかかわらず150名余の参加者を得ました。席が足りなくなり、椅子をあわてて用意しました。高名な先生をお招きするのもいいのですが、新進気鋭の心を鷲掴みにされる講演は担当冥利につきます。加藤先生の講演がそうでした。会場の熱気に先生も一気にヒートアップ。会場一体となったライブ演奏のようでした。ここまで素晴らしい会にしていただいた先生方を、もてなさなければ大阪の名折れです。食事、飲み屋をはしごして、最後はお好み焼きで〆たのでした。やはり医者は知識に飢えているのを実感した夜でした。