整形外科は、みんなが明るく楽しく元気よく生きていけることを追求する科だと、私は考えています。

血圧やコレステロールの値は大事かもしれませんが、それを守って幸せですか?

コロナの時も、私は「マスクは不要」と言い続けましたし、「自粛はしたらあかん」と叫び続けました。現に、私の母もスポーツクラブに通い続けましたし、診療所の忘年会も継続しました。避けたのはボウリングくらいでしょうか。

コロナ以降、患者さんの体力が目に見えて落ちました。ご本人は自覚していないでしょう。まず来院時刻が遅くなりました。早朝から動けないのは、体力低下の証だと私は考えます。

加えて、テレビを中心に、酷暑や極寒の時期「命を守るために自宅にいましょう」と言い始めました。視聴率を稼ぎたいがための、詭弁と考えます。

そんな時こそ、外へ出て体に刺激を与えるべきです。

活動が減れば、筋肉が減り、熱中症になりやすいし、寒さにも弱くなる。

季節ごとに寝たきりに近づいているのです。

診察ベッドの上で、寝返りすら困難な方が増えるのを見て、暗澹たる気持ちになります。

「薬を飲んでも元気になりません」どころかたくさん内服するほど、寝たきりになる可能性が高くなることが、証明されています。

この1,2年今までの常識が通じない、骨折が増えました。

ちょっと尻もちをついただけで、骨盤が折れ、しかもそこから骨折が拡がり、骨盤が破壊される症例が全国的に増えているのです。骨盤骨折の手術例が増えています。私の若いころは骨盤骨折の手術は交通事故だけでした。

筋肉が弱すぎて、それが骨を弱くし、背骨の圧迫骨折も激増です。この一週間、こけてもないのに日常生活の中で、腰痛臀部痛の方が続きました。

念のためとMRI検査したら、全例圧迫骨折です。

大腿骨頚部骨折も先進国では日本だけが増えています。

驚きよりも、恐怖を感じます。

日本の高齢者、えらい事になってるのではないですか。

薬より運動。簡単ちゃうで。根性いるで。

テレビのワイドショーなんか見てる暇ないで。

出掛けよう。まずは大泉緑地の観梅から。

冗談とちがうで。真剣に訴えてるんやで。

ほんま寝たきりになるで。なったら終わり。寝たきり予防は医者にはできんで。

薬やサプリでごまかしたらあかん。受験勉強と一緒。王道しかない。