マイナ保険証の続きです。
保険証の発行が終了し、原則今月から使えなくなったはずの保険証が来年3月末まで使えます。
いかにも旧来のいい加減な日本の役所のやり方で、虫唾が走ります。
今までも退職などで使えなくなった保険証を平気で使う輩が絶えませんでした。
勤務先が回収を怠るからです。
医療機関はそれを知らずに報酬請求して、何か月か後にそれが判明し報酬を受け取れません。国保連合や支払基金が気を利かせて新たな請求先に転送してくれることはあまりありません。こちらが本人に連絡し新たな保険証を持ってきてもらうことになります。そして再請求。この事務負担は私たちの負担です。もちろんばっくれてほったらかしの奴もでてきます。そうなると医療機関は報酬を受け取れず泣き寝入りです。私は許せないので、警察へ通報しますけどね。コスパを考えると割に合わない。
当然、これを悪用する人が出てくるはずです。
そうなれば私たちの負担はさらに増えます。なぜ国の無策の尻拭いを医療機関が負わなければならないのでしょうか。
いい加減にしろと言いたい。
加えて、保険証に代わる「資格証」を発行していますが、これも国民の納めた保険料や税金が使われます。マイナ保険証との二本立ては、国民の財産を無駄遣いする劣悪な行政であると言えます。
それをマスコミが糾弾しないのも不思議ではあります。
