秋が深まってまいりました。
昨日は毎年秋に行われる恒例の同門開業医の京都旅行に行きました。
難波に集合し、バスの旅です。早速ビール缶を開ける気持ちい音。
あいにくの雨ですが、ただでさえとんでもない人出の京都。かえって快適かなと思いなおす。
高速も渋滞なく予定より早く、まずは最初の目的地東映太秦映画村へ。子供たちが小さいこころ訪ねましたが、ずいぶんとテーマパーク化してよくなっていました。
チャンバラショーなどもお客さんを舞台に上げて、殺陣の実演。みんななりきるのは関西人の血か?
あとは俳優さんによる、場内案内ツアー。実際テレビ出演されてる方が説明役で、ドラマ撮影の裏話とか、セットの設営など興味深い話を聞けました。時代劇や、ドラマを観る目が変わりますね。
お昼は「天龍寺」が直接経営する精進料理の店「篩月(しげつ)」。なんでもミシュランの星を獲得しているとか。精進料理は、小学校の林間学校で高野山の宿坊に泊って以来です。
一汁七菜。どうやってこれほどのお出汁をこしらえるのでしょう。同行した息子は和食党で、お出汁大
好きなのですが、何度も「美味しいぁ」と感嘆しておりました。ちなみにお酒も飲めるのですが、例年と違い皆さん控えめだったようです。
そのあと有名な天龍寺の庭を散策。ここは20年以上前に訪ねましたが、あの時の静謐な雰囲気はもう無理ですかね。
インバウンドだらけ。騒ぐ人はいないけど、大勢の人々が行きかうので、落ち着いて庭を見るなどできません。凍てつく真冬の平日、しかも旧正月を外して訪問するしか無理かもです。ただあと1,2週で紅葉が見頃でしょうから、それ目当てなら混雑を我慢してということになります。
土日祝しか見られない、雲龍図は別料金で観ました。こちらにはインバウンドはほぼいません。はっきりしてます。
竹林の小径もすごい人。ただただ写真撮影の場所になってます。
渡月橋方面も傘の列だったので今回はパス。
自ら好んで精進料理に足を運ぶことはないだろうから、企画してくれた担当の先生に感謝です。一日中の雨は、「天候に恵まれ」と言えるかもしれません。
奈良公園も大概らしいので、隠れた名所めぐりを考えなければなりませんね。+
