関西万博が始まる前、このブログで大阪万博(XXPO‘70)の思い出を色々書きました。

この度私、産経新聞から取材を受け、記事になりました(8月26日付け夕刊)。

なんでも関西万博でも外国コンパニオンからサインをもらうのが流行っているらしいのです。

それを産経の記者さんが、大阪万博はどうだったかをネットで調べていて、私の拙いブログにたどり着いたのだそうです。まさかね、ではあります。

最初、診療所に電話がありまして、その日の夜私にメールが届きました。

実は最初、新手の「詐欺」かもと思いました。まさか自分のブログを見て新聞社が連絡をよこすなんて、普通考えないでしょ。

ネットを詳しく渉猟する人のすごさを改めて感じました。

7月10日診療所に記者さんが来られました。小一時間、大阪万博の時の、サインをした時の状況や、時代背景などもたくさん話しました。内容は雑駁でとりとめもないものです。記者さんはカメラマンも兼ねておられ、私がいまも大切にしている、大阪万博のガイドブックの件のページ(インド館、南ベトナム館でのサイン)を写真に収め、ついでに!私の写真も撮られました。

あれからひと月以上も経過しましたので、「地味な話やし、掲載はなくなったんやろうなぁ」と思ってました。

いきなり連絡が来たのは掲載前日でした。ワクワク。

我が家は産経新聞を購読してますので、特段準備もなし。

第1面左肩に思ってもいなかった大きさで掲載されました。残念ながら私の顔写真はありません。当然ですね、子供たちや外国人スタッフこそ主役です。

さすがプロだと思いました。私の話を過不足なく、しかも心温まる記事になっておりました。

55年の時を超えて思い出は紡がれる。子供たちには、きっと訳の分からないアラビア文字などが記されたサインを思い出に成長するのでしょう。中にはきっと、世界に羽ばたいて活躍する子たちがいると思うのです。

直に触れ合うことの大事さを知ってほしい。下向いてスマホばかりいじってる、そこの君のことだよ。

がんばれ!日本。

産経新聞を購読されていない方も多いと思いますので、待合室にコピーしておいてあります。

これを機会に、A新聞やM新聞などから変更されれば、少しは正しい日本の姿が理解できると思いますよ。