今年の夏休みは信州で過ごしました。天候がよさそうだったので、立山黒部アルペンルートの中心である、立山雄山に登りました。愚息が夏休みの後半に学校行事で富士登山を行うので、その予行演習も兼ねました。出発地の「扇沢駅」には始発の40分前に到着しましたが、すでに長蛇の列。初発を逃しました。長年活躍したトロリーバスは電気自動車に変わりました。時代ですね。少し情緒には欠けます。降りたら黒四ダムです。豪快な観光放水を横目にひたすら室堂を目指します。ケーブルカー、そしてワンスパンのロープウェーから雄大な景色を堪能し、室堂到着。下界の猛暑がうそのよう。20度程度です。立山玉殿の湧水を水筒に詰め出発。一の越山荘までとりあえず、1時間弱登山道を登ります。大勢のハイカーで賑わってます。一の越に就いた時には背中が汗でぐっしょりでした。ここから見上げる岩の壁にしか見えない、急登です。杖を使い、岩を掴みながらよじ登りました。文句たれの愚息も一生懸命です。こんなしんどいことが何故楽しいのでしょうね。これも小一時間で雄山神社に到着。持参したおにぎりが美味しい。社務所ではビールも売ってました。モチロン購入。峰本社参拝は神社には珍しく、500円必要でした。下山はころんでケガせぬよう登り以上に慎重に歩を進めました。日本一高所にあるホテル立山のシフォンケーキは次回のお楽しみとしました。来年60歳ですが、まだ少しイケルかなと思った次第です。己惚れてはいないですけど。いい思い出になりました。
2019-08-19