先週末、2回目の万博訪問。週休二日制の普及で日曜日より土曜日が混んでいるようです。

今回は地下鉄を利用したのですが、降車してから入場ゲートを通過するのに、1時間を要しました。パビリオン予約もよく考えたほうがよさそうです。

私も余裕を見ていきましたが、見学前にドイツビールをいただく目算は外れました。

55年間に映像技術は進歩しました。どこもCG(コンピューター画像)花盛りです。でもかえってあざとくて面白くありません。ゴジラの特撮に魅力があるようなものでしょうか。

抽選で当たった「三菱未来館」も環境とかSDGsとか説教臭くて鼻白む。

とにかくすごい人でしたので、早々にパビリオンのハシゴはやめました。

万博は最先端の技術を知るのもいいですが、70億人だかが生きている、地球での人の営みに触れたいと思うのでした。

僕も年取ったかなぁ。

昼飯購入に近くのマレーシア館へ。そこで「ナシレマ」というマレーシアの国民食をテイクアウト。少し高いけど、長細くパラっとしたあちらの米をいただく。ココナツミルクで炊き込んだほんのり甘いご飯に、スパイスの効いたソースをまぶす。「旨い!」ビールがあれば最高なんだけど。

日本の米に郷愁を抱くものではないので、美味しくいただきました。フランス在住の時も米を食べたいとは思わなかった。

パビリオンの前ではマレーシアの歌と踊り。手拍子打って楽しむ。ステージ終了後は出演者と自由に写真撮って良くて、エキゾチックなお顔のマレーシア美人とツーショット。デレデレです。

ここかしこに舞台があり、ブラジル音楽の演奏も踊りだしたくなるリズムでした。

そのあと話題のヨルダン館へ。今はイスラエルとイランに挟まれて大変ですが、展示を見て行きたくなりました。ここはわざわざ現地から砂漠の赤い砂を持ち込んで、砂漠に座りながらヨルダン紹介の映像を観ます。靴靴下を脱いで、足裏で砂を感じる。どんなによくできたCGよりヨルダンを感じたのでした。1時間強並びましたが、値打ちありました。

アフリカ、中南米、島嶼国が集まった共同館も盛況でした。この日はとんでもない人出でしたからね。担当の方に質問して、理解を深めるのでした。

患者さんとお話してると、皆さんけっこう行かれてます。刺激を受けることはいいことです。暑いですけどぜひ出かけましょう。

並ぶ場所もないくらいの混雑でしたが、ぞれぞれの楽しみ方があります。食事は弁当持ちでいいでしょう。ご家族でいかがでしょう。

7月もすでに予約済みです。