誠に爽やかな五月の朝を迎えました。

気持ちだけでも、足取り軽く進みましょう。

予想通り緊急事態宣言は延長されそうです。今までの流れだと仕方ないですね。

武漢肺炎に対する医療人の賢明な働きが毎日称賛されております。

私などそのニュースを観て、穴があったら入りたい気持ちです。実は街中の開業医への受診者が激減しているのです。「三密」を避けるのですから当然ですね。オフィスビルに入る診療所などはどのような惨状かと思います。

飲食店のように閉めるわけにもいかず、患者さんだけでなく、職員も感染から守らねばならないので、非常に苦しいです。

連休後から当院でも、接触機会を減らすべく、勤務職員の人数を減らすことにしました。

私と言えば、2月からすべての勉強会、学会が開催中止となっていますので、不安が増してきます。

日々新たな知識を上書きしないと。毎週の講演会で聴く2-3時間の話がどれだけ自分の血肉となっているか実感します。私たちが勉強できない間にも医学は進歩します。仲間とも一切会えないので、いろんな情報の交換ができず、愚痴も言えずです。

人と会わないことがこれほどの苦痛を伴うものだとは。

爽やかな季節の後は、梅雨がやってきます。

体調を崩しがちな季節がやってくる前に、少しでも落ち着いた日々が戻ることを切に願います。

そのためにも、ひとりひとり。