昨日は、大阪市大整形外科開業医会の創立50周年記念式典でした。

この会は、開業医というだけでレベルを低く見られないよう、医療技術を向上し、悩みを語り合う会として発足しました。

自前の講演会を主催するなど、非常に活発な会です。このような会は全国的に非常に珍しい。

今では約200名の会員を擁する会となりました。

記念すべき50周年に、何の因果か私は会長職にあります。

10余名で発足した準備委員会は約7か月前から活動を始めました。

WEB会議も活用し、会場の予約に始まり、案内状の製作、記念品の選定、並行して記念誌つくりの原稿集め、過去の写真の収集、など毎月のように集まって会議しました。

日が迫ってくると、式次第や、アトラクションの相談、記念誌企画の座談会も開催しました。

毎日日替わりの資料がメールで届き、細かい相談もメールでと、毎日何十通も届きました。

情報は結局会長の私に集まるので、即断即決の判断が求められました。

記念誌への投稿4本、そして当日のあいさつ文も悩みぬきました。推敲するたびに気になる表現が見つかるもので、夜は酔うこともできず、睡眠も不足し浅くなりました。

コロナ禍で参加者が少ないのではと危惧しましたが、100名を超える盛会となりました。

準備委員の努力が報われて本当に良かった。

私も少々相当酔っ払い、とても楽しい時間を過ごせたのでした。

ただ祝賀会の最中はインタビューやアトラクションも担当し、食事はせっかくのフレンチを学食で掻き込むように食したので味わえず残念でした。

あと1年半任期は残ります。政府のコロナ無策に憤りながら、学術講演会の内容を吟味し、患者さんの期待に応えるべく研鑽し仲間と進み続けたいものです。