今年は武漢肺炎の年として、世界史にも残る年になるようですが、私も生き方が少し変わったように感じます。

今年60歳還暦を迎えました。これを機に少し自由になろうと考えておりました。ところがこの武漢肺炎騒ぎです。中国共産党め。俺の人生を乱しやがった。

有難いことに職員はお祝いをしてくれましたが、同級生と会うこともままならず、鬱陶しい日々を過ごしています。

学術活動も困難に。研究会や学会が軒並み中止になりました。ですからいまだ仲間にも会えません。また市大整形外科開業医会の会長にも選出されましたが、今も活動はWEB(ネット上)のみです。

「小人閑居して不善を為す」

まさにそのとおりです。スーツを着ることも全くなくなりましたし、マスクですのでだんだん不精になります。もともとひげが薄く、(頭も?ほっといて)髭をあたるたびにヒリヒリしていたので、いたずら心で髭を伸ばしていました。ひげ

髭にも漢字が3種類あります。髭(口ひげ)鬚(あごひげ)髯(ほほひげ)ですね。私の場合は髭(口ひげ)鬚(あごひげ)でした。

しばらくは悦に入っていたのですが、実は髭の手入れは難しく、繊細さが求められることに気づきました。剃るほうがよほど楽。白さが目立ち「じじ臭い」のも気になりだしました。日曜の晩御飯で息子に「トト(そう呼ばれている)はいつまで髭伸ばすん?」のひと言で萎えました。その晩すっきりとそり落としました。

医師を引退したら、こんどこそ不精髭のジジイになると思います。それまでは一生懸命仕事して、他の道で還暦親父として暴走したいと思います。