「紙つなげ」変なタイトルですね。いくつかの意味が重なるのです。
佐々涼子さん著の、東日本大震災で被災した日本製紙石巻工場の復興へのノンフィクションです。
皆さん、震災時に雑誌すら出版が危ぶまれたのをご存知ですか。
日本の出版用紙の4割を担う日本製紙の主力工場が被災したのです。
その復興にかける人たちの話と、紙にかける情熱をまざまざと見せつけてくれます。
仕事ってこうだよね。と熱くさせてくれる本です。
また本を読むとは、目だけでなく手でも読んでいるのだと気づかされました。
やはり私は、電子書籍でなく本で読みたいと感じました。
東日本大震災関連の書籍は多く出ていますが、下記をまとめて読まれてはいかがでしょうか。
いつでもお貸ししますよ。
いずれも、日本人の素晴らしさを伝えてくれます。心が震えます。
 麻生 幾  「前へ!」
 門田 隆将 「死の淵を見た男」
 宮嶋 茂樹 「再起」