宮嶋茂樹さんをご存じですか。

戦争カメラマンです。

変な帽子を被ってゆっくりとどうでもいい話をする彼しか思い浮かばない方は認識を改めてください。

数々のスクープをものにした優秀で有名なカメラマンです。

しかも熱血。年齢は私より一つ下。還暦超えです。

その彼が、この度のロシアによるウクライナ侵攻に義憤を感じ、独りウクライナにとび日本人ジャーナリストが誰一人いない戦地に赴き、取材活動をしてきた記録を上梓されました。

文藝春秋社刊 「ウクライナ戦記 不肖・宮嶋 最後の戦場」

ミサイルや砲弾、弾丸が絶対飛んでこないところから報道している日本のマスコミと違い、弾が耳をかすめる音のするところからのルポです。

侵略されるということがどれほど情けなくて、悲惨なことか少しはわかるでしょう。敵に攻撃を許してからでは遅いのです。敵が攻めることを躊躇する体制を整えることが肝要であると考えます。

悪魔プーチンは長期戦を狙っているようですが、ウクライナ国民は意気軒昂のようです。今はロシア兵として国内の少数民族が前線へ送られているようですが、そのうちロシア人に戦死者が出てくるとプーチンも身の危険が迫るでしょう。

ウクライナに非があるだの、勝ち目がないから降伏せよだの。偉そうなことだけは一人前の日本のTV評論家やもと政治家に聞きたい。

占領された側の国民に待つ地獄を理解しているのでしょうか。

財産を奪われ、殺され、集団で強姦され、挙句は家畜以下の扱いを受ける。これが支配されるということです。

日本は戦時において戦うと答えた割合の最も低い国だとか。

コロナ禍で、みみっちい詐欺を働く糞みたいな国民に成り下がったとわかったけど、もう少し己の将来に想像力を働かせろよな。

その警告の書でもあります。

ちなみに私は学生の時から、朝鮮半島や中国大陸に上陸するときは奴らと戦い、殺すときだと覚悟して生きている。

かならずチャイナ侵略してくる、そしてその手先となって朝鮮人が渡ってくると予想している。

愚息が読了したら、待合室に置きます。