昨年来のコロナ禍で、皆さん自粛し過ぎて脚力体力が衰えているのでしょうか。最近転倒してケガをした患者さんの来院がとても多いです。

さて転んで打撲した、段差に躓いたりして捻挫したなどの場合は、医者に行く前に何をすべきでしょうか!

誰でもできる初期治療を今回はお知らせします。

RICE(ライス)処置といいます。

R: REST 安静

I: ICE  冷却

C: COMPRESSION 圧迫

E: ELEVATION 挙上  この4つです。

これをするだけで後の痛みや腫れが断然違います。

R:REST 安静

まず患部が動かないように副木などで固定します。バスタオルなどでぐるぐる巻きでもいいでしょう。痛いのに最後まで運動やクラブを続けるなどもってのほか。

I:ICING 冷却

幹部の細胞絵師と腫脹を抑えることを目的に、氷嚢やビニール袋に氷を入れ、患部を冷却します。次にのべる圧迫しながら。急場なら少し冷たすぎるけど保冷材もいいでしょう。皮下脂肪の厚みなどにより異なりますが、5~15分くらい冷やしましょう。腫れがあれば2,3日続けるもいいでしょう。

すぐシップを貼る必要はありません。冷えピタは無意味と思います。

C:COPRESSION 圧迫

内出血や腫脹が拡がらないように包帯やタオルなどで先の氷などごと圧迫します。結構大事なことと思います。

E:ELEVATION 挙上

動かさないと幹部は血流が滞り腫れてきます。動かさない代わりに自然に血流が戻るよう、心臓より高く保つようにしましょう。

以上誰でもできる外相への初期治療です。

すぐシップなどを貼付することがないように心がけたいものです。