自民党税制調査会が、ビールおよび関連飲料の税率見なおしに着手するようです。
現在ビールの酒税は第3のビールのそれの2.8倍だそうです。
そのためビールの売り上げが下がり、酒税の税収が減少しているとのこと。
それをビールの税金を下げて、発泡酒・第3nビール税率を上げるらしい。
こいつら最低やな!
なぜ発泡酒が発明されましたか?酒税が高いからでしょう。酒飲みはいやしいのです。世界共通です。晩酌を欠かさない私が言うのだからまちがいありません(エヘン)。
少しでも安く、おいしく酔いたい。そのニーズに応えるべく、ビールメーカーが技術と創意であみだした製品ではありませんか。
最初はいまいちだった風味も改良され、別のおいしさを持つようになれば当然安いほうに流れます。
そのメーカーの努力に報いるどころか、あざ笑うかのような今回の仕打ちは許せません。
それどころか、このような努力を、税調会長の野田毅は「姑息」呼ばわりしたとか。
ビールの税率を下げるといって、結局は増税になるように細工するのは目に見えています。
次みんなどうなるか。たぶん焼酎に逃げますね。
メーカー技術者の怒りはいかばかりでしょう。晩酌の安いビールを楽しみに家路につく方の気持ちもわかりませんか。
努力が報われる世の中にしなければなりません。国民のささやかな人生を邪魔してはいけません。
日本酒が意味のない等級(特級とか二級酒とかあったでしょ)を廃止してどうなりましたか。
「獺祭」のようなブランドが出現したじゃないですか。
もう一度いう。酒飲みはいやしいからこそ恐いぞ。
財務省の言いなりになって、こんな悪税制を通したら、きっと鉄槌がくだるぞ。
なめるなよ、自民党。
安倍さんもこんな改訂許さないでね。
ちなみに私は以前から「MALTS」です。プレミアムでないほうの。東日本大震災以降、サントリーの戦略なのか、手に入りにくいのですけど。
第3のビールに移行しないのは、これも酒飲みのささやかな矜持です。
ああ、今夜も飲まずにいられません。