昨日のTVニュースのトップは米国ミズーリ州で、黒人を射殺した白人警官が大陪審で無罪になり、暴動がおこったというものでした。
米国の人種差別はまだすさまじいものがあり、白人の中でも差別があります。
最上位に来るのがWASPですね。
欧米人は、白人がすべての人種の最上位にあるべきだと考えているのは、明らかです。強い経済力を持つ日本といえど、しょせんイエローモンキーです。
だがしかし、この大陪審の決定は法律に基づいて審理されました。陪審員の白人比率が大きかったと報道されましたが、住民の比率に則ったまでのこと。
極めて民主主義的な行いです。
「法の支配」とは安倍総理もよく使われるフレーズですね。これと普通選挙が民主主義の根幹です。
日を同じくして、香港では、普通選挙を要求し、街の一角を占拠していた学生たちが、警察によって強制排除されました。
まぁ中国も法律に則ったというのでしょう。
どちらが民主主義への挑戦でしょうか。明らかです。
香港のニュースがトップであるべきだったと、私は思います。
ビジュアル的には米国の暴動が映えるのかもしれませんが、人権や民主主義という私たちの大切なものが失われかねない中国政府の行いを、マスコミは糾弾すべきでなかったでしょうか。
ここにもマスコミの左翼よりの思想を感じます。
米国にはひどい人種差別が今なお残存し、支配者たる白人が虐げられた有色人種をいいようにしている。米国は常に、暴力的でひとりよがりであるというイメージが拡げられていると感じませんか。
そういえば、民主党が共和党よりリベラルで平和を愛するというイメージもふりまかれてますね。
ベトナム戦争を泥沼化させたのは民主党政権だったのに。
TVを観るときは、サングラスをしたほうがよいようです。