ほとほと日本のマスコミにはあきれ果てた。

昨晩遅く、米国下院議長ナンシーペロシ氏が台湾を訪問した。春から中国が警告し、直前には台湾制圧の軍事訓練の映像まで公開し、また外交上非礼の極みともいえる表現で連日米国をけん制していたのにも関わらずだ。

昨夜遅くのニュースでは、まもなく台湾到着と報道していた。

私は、もしかしたら偶発的にでも中国の軍事的暴走や、突発的事態、などが起こるのではないかと恐れていた。

朝一番にTVをつけた。NHKまで含めてすべてのTV局が通常のくだらない番組を垂れ流している。ペロシの「ぺ」もない。

今日も猛暑日だの、コロナの感染者が多いだの、統一教会がどうの、今日の運勢?かわいいペット、B級グルメ情報!

NHKまで同じである。

マスコミがばかなのか?それとも国民がバカで、この程度の番組でよいと考えているのか?

あきれ果てて、NHK衛星放送の海外ニュースを観た。BBCはじめ、どの国もペロシの台湾訪問がトップニュースである。世界中が固唾を飲んでこの訪問を注視しているのがわかる。

日本との彼我の差を痛感した。心から情けなく思った。

そんなに中国様のご機嫌を伺いたいか?各テレビ局には中国の手下やスパイがいるのだろう。

地球の反対側の話ではない。中台に問題が起これば、日本はとんでもない影響を受けるのがわからんのかなぁ。

中国はペロシが離台したあと、台湾のすぐ近くで実弾軍事演習を行うことを宣言している。その海域には日本のEEZも含まれる。即ち石垣島をはじめとする沖縄の人々が苦しむことになる。日頃沖縄に同情的なマスコミはなぜ中国を非難しないのか?ましてや米軍に出て行けとは。頭大丈夫か?

かくしてペロシ台湾訪問で、はからずも親中反米のマスコミの姿勢が明らかになった。

日本、ホンマに滅びるぜ。