やはり仲間

医学は日進月歩です。開業して研究の道から降りたとて、知識は日々更新しなければ、化石となり果てます。

私の例ですと、年15回の講演会を行う「大阪臨床整形外科医会」、年6回開催する「堺市整形外科医会」、そして年7回集う「大阪市大整形外科開業医会(市整会)」ですね。それに加えて大小講演会が10回ほどか。同門会の講演会も年7回ありました。

加えて週末に会議が集中しますので、ほぼ土曜日は予定で埋まります。

ところがこの武漢ウイルス禍のため、軒並み中止となりました。徐々にネットでの講演会となってきてます。

私は、市整会の会長を拝命しております。同門会は同じ釜の飯を食った仲間。WEBでの講演は淋しい。何としても皆が集える講演会を模索しているところです。昨日はこれもWEBで幹部会を開催しました。

皆診療後の午後9時開始。なんとしたことか、昨晩の当院は多くの患者さんが来られ、診察終了が8時を大きく過ぎました。残務を終えたときにはすでに9時前。家へ帰ることもできず、空腹のままで会議に臨みました。

来年の講演会の開催の在り方、講師の招聘。会員が病気になった時のバックアップ体制をどうするか。ネットを駆使した会の情報発信。会の活性化の方策等々。

議論は尽きず、気が付けば11時。ニコニコと手を振ってお開きとなりました。

帰宅したのが11時半。お腹がペコペコなのに気が付きました。

早く酒を酌み交わしながら議論できる日が戻ってきてほしいものです。

それにしても頭部の後退は目を覆うばかりですな。